宅建試験の合格率と合格点の関係は?

合格点の数字に見る、宅建試験必勝法!

前のページでご紹介したように、宅建試験の合格率はここ10年間、およそ15~17%台で推移していて、とても難しい試験であることが推測されます。
しかし、この合格率の数字は、何の操作も無く自然に15~17%台になっているわけではないことにお気づきでしょうか?
普通に考えれば分かることなのですが、実際のところは、試験問題や合格基準点を使って、意図的にこの数字に抑えられている、というのが現状のようです。

合格率の数字を操作するために最も重要となってくるのは、合格基準点(合格点)です。合格点とは、この点数以上の人を合格、以下の人を不合格と分ける重要なポイントであり、この合格点を上下させることで、毎年の合格率を15%前後にキープしているというわけです。
宅建試験の問題は全50問で、1問1点の配点の50点満点です。そのうち、受験者のほとんどが高得点を取れる問題(極端に簡単な試験問題)が出題された場合は、合格点が挙がる可能性がありますが、この10年の合格点はおおむね30点から35点の間で推移しています。試験問題を作成している側も、この数字を意識しながら出題しているようですから、今後も同じ傾向が続くと考えられます。
ということは、35点以上を得点できれば、ほぼ合格間違いなし!ということになるわけです。

ところが、50点満点中の35点というのは、口で言うのは簡単ですが、実際は簡単に得点できる数字ではありません。
宅建のような法律に関する試験の場合、法律を学んだことの無い初心者にとっては、専門用語や独特の言い回しに戸惑ってしまいますし、試験範囲は宅建業法、法令上の制限など多岐に渡っていて、膨大な情報量に圧倒されてしまう人も多いでしょう。

そこで、短期間で効率よく合格するためには、合格基準点である35点ギリギリを狙った学習法が必要となってくるのです。
満点ではなく35点を狙う学習というのは、ただ手を抜けばよいということではなく、試験範囲の中から捨てる項目としっかり覚える項目とは判別し、必要なものだけを確実に頭に入れるという学習法。
当然のことながら、この学習法は過去の出題傾向を熟していなければできないことなので、自分ひとりでの独学ではなかなか難しいのです。
そんな現状を踏まえても、「宅建試験には通信講座の力を借りて挑むべし!」という私の主張はご理解いただけるのではないでしょうか?

それでは、次のページからはテキストや問題集の使い方など、宅建試験の具体的な勉強法について考えて見たいと思います。

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